ＬＰガス料金の法改正について

2017年05月01日

2017年6月1日よりＬＰガス料金の明示化が義務付けられます。

ＬＰガスは物件により料金の相違があり、不透明性に関して消費者から指摘が多かったようです。

それというのもエアコンや給湯器、温水洗浄便座やＴＶモニターホンなどをＬＰガス業者が貸与し、設備費をガス料金に上乗せしているため高額な請求になりがちだったためです。

明示義務の項目は基本料金、単価、それぞれの設備貸与料などですが、契約前に消費者に明示することで物件の選択も変わってくるかと思われます。

今までＬＰガスの料金はガス会社と入居者、建物所有者との直接契約のため、不動産会社が料金形態を問い合わせても悪質なガス会社は教えないところが多かったようですが、少しづつ透明化に向け改善されそうです。

ちなみに都市ガスの場合の立方メートルあたりの単価は140円～150円程度です。ＬＰガスの場合は300円から450円程度であれば一般的だそうです。

基本料金も都市ガスは740円に比べＬＰガスは1,500円から2,000円と2倍から3倍くらい高額になります。

また家主様もＬＰガスの料金が不適切に高額な場合、契約内容の見直しや他社への切り替えも含め、検討しなければいけないと思います。